9/13に行われたトミーテック新商品説明会より、TOMIXの新商品を速報的な形でお届け! ▼TOMIX新制御システム「TNOS」(ティーノス)の実演展示 今回のTNOSの実演展示は、小判型で1周する途中に2カ所の待避線が用意されている線路配置。 2本の単行気動車が同時に運行されています。 片方は急行なのか走行速度が速いのですが、先行する普通列車が待避線に入るまではノロノロ運転となるモードを見学しました。 10~11月発売予定 ■TNOS 新制御システム基本セット ■TNOS T-ND100 ■TCSセンサーPCレールS70-PC(F) (2本セット) ■延長コード (センサー用) 発売中 ■その他のTNOS関連商品はこちらからどうぞ ▼TOMIXの様々なサンプルの展示 こちらは今回展示されていた試作品各種です。 ▼車両基地レールセット、トミックスファーストセットほか ▼車両基地レールセットと車両基地レール延長部 注目の車両基地レールセットと車両基地レール延長部です。 5本の列車を収容できる車両基地一式のセットで、複線間隔はTOMIXの通常のものより狭くなっており実感的です。 洗車機、洗浄台、車止め、架線柱、構内踏み切りなどのアクセサリーも付属。 構内踏み切りの下には空洞が用意してあり、D.C.フィーダーなどケーブルを通すことができます。 お座敷運転にも優しい設計となっています。 11月発売予定 ■Fine Track 車両基地レールセット 11月発売予定 ■Fine Track 車両基地レール (延長部) 延長部は先ほどの車両基地レールセットを手軽に拡張するためのセットで、洗浄台、構内踏み切り、信号機、架線柱などのアクセサリーも付属していますが、ポイントや車止めは入っていないタイプです。 単独でもNゲージ車両、鉄道コレクション、Bトレインショーティーなどのディスプレイ用の台としても活用できそうです。 補足ですが、ただ単純に車両基地内の線路を延長して長編成の収容を可能にする場合は、ワイドPCレールの直線とマルチ複線トラス架線柱を用意する形でも良さそうです。 発売中 ■Fine Track ワイドPCレール S280-WP (F) (ポイント分岐用) (4本セット) ■Fine Track ワイドPCレール S280-WP(F) (4本セット) ■マルチ複線トラス架線柱 (12本セット) ▼トラフガーダー橋 小さな河川や水路などを越える際に使われるトラフガーダー橋です。 発売中の築堤やアーチ橋との組み合わせ例が展示されています。 色は赤と深緑の2色をラインナップ。 地上の線路と接続した場合でも、トラフガーダー橋の下には隙間が用意されています。 ここにD.C.フィーダーのケーブルなどを通すことが出来ますので、お座敷運転にも優しい設計です。 2018年1月発売予定 ■トラフガーダー橋 (F) (赤) (2本セット) ■トラフガーダー橋 (F) (深緑) (2本セット) 組み合わせ例はこちら。 発売中 ■ワイドレール用築堤セット ■Fine Track ワイドPCレール S280-WP(F) (4本セット) ■Fine Track コンクリートアーチ橋 S70 (F) (2本セット) ■Fine Track コンクリートアーチ橋 S140 (F) ▼手動合成枕木ポイント N-PR541-15-SY・N-PL541-15-SY 近年見かける枕木が合成樹脂で作られているタイプのポイントを表現した「合成枕木ポイント」。 既に電動式は発売中ですが、今回は手動式が新たに加わります。 これは先ほどの車両基地レールセットにも付属しています。 2018年1月発売予定 ■Fine Track 手動合成枕木ポイント N-PR541-15-SY (F) ■Fine Track 手動合成枕木ポイント N-PL541-15-SY (F) 関連アイテムもあわせてご紹介しておきますね。 発売中 ■Fine Track 電動合成枕木ポイント N-PR541-15-SY (F) ■Fine Track 電動合成枕木ポイント N-PL541-15-SY (F) こちらは電動式です。 発売中 ■ポイントN用 駆動ユニット (F) 手動式のポイントは、別売の駆動ユニットを装着することで電動式に変えることができます。 長年使っていると駆動ユニットのみ老朽化で壊れる場合もありますので、補修用や予備として持っておくのもおすすめです。 発売中 ■ポイントコントロールボックス N-S ■ポイントコントロールボックス N-W 電動式ポイントを遠隔操作するコントロールボックスです。1基のみを操作するS(シングル)と2基同時に操作できるW(ダブル)があります。 ▼DF200-100形 Nゲージ鉄道模型ファーストセット これからTOMIXのNゲージ鉄道模型を始める方向けの入門セットです。 TOMIXの入門セットとしては「ベーシックセット」シリーズがお馴染みですが、こちらの「ファーストセット」はその「ベーシックセット」よりも初心者向けという位置づけとなります。 車両、線路、コントローラー、全てが必要最低限の内容で、最も導入しやすい本体価格10,000円という設定となっています。 このセットに付属するのはレッドベアでお子様にもDF200形ディーゼル機関車と、コキ107形コンテナ貨車の各1両。 ディーゼル機関車にはパンタグラフがありませんから、シンプルな車体でお取り扱いしやすい機関車といえます。 コキ107形貨車は番号が「コキ107-1031」となり、他の単品商品とは異なる番号です(しかも1031でトミーと読めます)。 また、付属のコンテナはZ19B形コンテナとなる予定です。 そして付属のコントローラーは新型の「FG17」です。 小さなお子様がダイヤルを全開にしても、スピードが出過ぎないよう最高速度が抑えられているタイプです。 スピードを出しすぎるとカーブで脱線・横転して車両が傷だらけになってしまいますから、優しい配慮ですね。 11月発売予定 ■DF200-100形 Nゲージ鉄道模型ファーストセット ▼電気機関車 Nゲージ鉄道模型ファーストセット 同じくこれからTOMIXのNゲージ鉄道模型を始める方向けの入門セットです。 ただしこちらはちょっとマニアックな内容になっています。 と言いますのも、なんと線路配置が一周するタイプではありません。 両端が行き止まりとなっている直線で、途中に手動ポイントがあり、線路は二手に分かれています。 いずれにせよ折り返し運転を繰り返し行う必要がある珍しい入門セットです。 このファーストセットでは、ポイントの切り替えや貨物列車の入れ換えを学ぶことを目的としているようです。 付属の車両は電気機関車1両と貨車2両となります。 この電気機関車はED61形ですが、TOMIXオリジナルの赤仕様となっています。 先ほどと同じく付属のコントローラーは新型の「FG17」です。 車止めに衝突しないよう、また貨車に勢いよくぶつからないよう、決め細やかな運転操作を学んでいく内容となりそうです。 11月発売予定 ■電気機関車 Nゲージ鉄道模型ファーストセット 補足ですが、TOMIXの電気機関車、ディーゼル機関車にはMカプラーが装備されています。 このMカプラーは「解放ランプ付きレール」の上で停車すると、機関車の連結器が磁石の力で上を向いて、連結されている客車や貨車を手を触れずに切り離すことができる仕組みとなっています。 「電気機関車 Nゲージ鉄道模型ファーストセット」の運転操作に慣れてきて変化を付けたくなった場合には、「解放ランプ付きレール」を買い足すとより実感的な貨車の入れ換え作業ができるようになりより楽しめるかと思います。 発売中 ■Fine Track 解放ランプ付レール M70 (F) ▼カラーパウダー ブラウン レイアウトやジオラマを製作する際に土の部分などを表現する材料としてカラーパウダーがあります。 TOMIXでは過去にもカラーパウダーを発売しておりましたが、今回装いも新たに復活となります。 2018年2月発売予定 ■カラーパウダー (ダークブラウン) ■カラーパウダー (ブラウン) ■カラーパウダー (ライトブラウン) ■カラーパウダー (ブラウンミックス) ▼シーナリーバラスト レイアウトやジオラマを製作する際に線路の砂利などを表現する材料がシーナリーバラストです。 ブラウンは赤茶けた線路や土と混ざった砂利道などの表現に使います。 グレーとライトグレーは比較的新しい砂利が使われている線路や砂利道に。 F・ミックスはTOMIXのファイントラックと色合いを揃えたものです。 9月発売予定 ■シーナリーバラスト (ブラウン) (170g) ■シーナリーバラスト (グレー) (170g) ■シーナリーバラスト (ライトグレー) (170g) ■シーナリーバラスト (F・ミックス) (170g) カラーパウダーやシーナリーバラストの固着にはシーナリーボンドをご利用ください。 発売中 ■シーナリーボンド ▼現美新幹線 黒い車体に鮮やかな長岡の花火がデザインされた現美新幹線。 世界最速で走る美術館です。 車体の両サイドでデザインが異なる事も注目ですが、埋められた窓もしっかりと再現されており、かなり気合を入れて金型を作られた印象を受けます。 9月発売予定 ■JR E3-700系 上越新幹線 (現美新幹線) セット (6両セット) ▼E1系新幹線 日本で最初のオール2階建て新幹線車両として一躍名を馳せたE1系「Max」です。 1994年の登場から2006年まではこの車体塗装で活躍していました。 TOMIXでは過去にも発売していましたが、今回は12両編成フルセットでの発売となります。 2018年1月発売予定 ■【限定品】 JR E1系 東北・上越新幹線 (Max・旧塗装) セット (12両セット) ▼DE10形ディーゼル機関車各種 TOMIXでは、「トミックス DE 選挙」というキャンペーンを開催中です。 全国各地で活躍するJR 7社のDE10形を製品化し、その中で人気投票のトップになったDE10形に関係がある客車、貨車、電車が製品化されるという試みです。 製品化の公約とされる7種類の車両はいずれも各社のDE10形と関係がある車両ですが、もちろん関係ない車両に投票することも可能とのこと…。 ▼第1次投票後の中間発表で暫定1位となっているのは「きのくにシーサイド」 「きのくにシーサイド」は阪和線・紀勢本線で運行されていた臨時列車。 DE10形が牽引する客車列車でしたが、この列車の面白いところは客車側が先頭となる推進運転も行っていたことにあります。 客車側は12系と24系を種車としていますがプラ製完成品ではどこのメーカーからも発売されていないと記憶しております。 関西地区の方にとっては製品化を待ち望んでいる車種といえるでしょう。 10月発売予定 ■DE10-1000形 ディーゼル機関車 (1152号機・きのくにシーサイド) ▼同じく暫定2位は「アイランドエクスプレス四国」 JR四国のジョイフルトレイン「アイランドエクスプレス四国」。 50系客車改造の客車が使われておりましたが、その装いはとても爽やかでしたね。 10月発売予定 ■DE10-1000形 ディーゼル機関車 (アイランドエクスプレス四国) ▼暫定3位は「くしろ湿原ノロッコ号」 釧路湿原の観光列車として有名なノロッコ号。 製品化されるDE10形は二代目の客車に合わせた塗装です。 この列車も「きのくにシーサイド」と同様に推進運転が行われるのが特徴です。 10月発売予定 ■DE10-1000形 ディーゼル機関車 (くしろ湿原ノロッコ号) ▼暫定4位は「ハイパーサルーン」 ハイパーサルーンはJR九州が発足して最初に製造された特急電車です。 特急「有明」は、鹿児島本線の列車ですが熊本駅から1990年代は当時非電化の豊肥本線へ乗り入れるにあたり、豊肥本線内の牽引機として特急電車と塗装を揃えたDE10形が使われていました。 九州新幹線が開業する前のこの時代の「有明」は運転本数も特に多く、華々しい時代だったといえます。 10月発売予定 ■DE10-1000形 ディーゼル機関車 (1756号機・ハイパーサルーン) ▼暫定5位は「茶色」 JR東日本に所属するDE10形の中で1705号機の1両だけぶどう色に白帯という姿になっており、イベント列車の牽引に活躍していました。 近年ではあまり本線上での出番はあまり無いようですが、東日本地区の異色の存在としては欠かせないかと思います。 10月発売予定 ■JR DE10-1000形 ディーゼル機関車 (1705号機・茶色) ▼暫定6位は「JR貨物更新車B」 JR貨物には多数のDE10形が引き継がれましたが、延命工事がなされた車両は「更新車」と呼ばれています。 更新された車両はJR貨物独自の塗装となりましたが、複数パターンが存在しており、こちらは前面部の白帯が途切れている塗装パターンの車両が再現されます。 10月発売予定 ■DE10-1000形 ディーゼル機関車 (JR貨物更新車B) ▼暫定7位(=最下位)は「JR東海仕様」 JR東海にもDE10形は引き継がれましたがJR 7社の中では一番少ない両数でした。 主な仕事は入れ換え作業でしたので、暫定1~6位に入っているDE10形と比べると大変地味な存在です。 JR東海ならではの特徴としては、車体は原色ながら台車や床下機器がグレーに塗装されているところです。 10月発売予定 ■DE10-1000形 ディーゼル機関車 (JR東海仕様) ▼103系山手線おもしろ電車 1987年4月、JR東日本誕生記念の一環として山手線で運転された列車。当時首都圏の各線区で活躍中の103系の5色を各2両ずつ集めて10両編成を組成するという、大変手が込んだ列編成です。 単色塗りでも5色集まるととてもカラフルですが、車体色だけに注目が集まりそうですがさらに細かく見てみると、山手線のウグイス色の中間車は屋根に冷房機が付いていないとか、常磐線のエメラルドグリーンの中間車2両は地下鉄千代田線乗り入れ用だった1000番台のため床下機器も屋根の冷房機も他の車両とは違うなど、色々な差異が見受けられます。 9月発売予定 ■【限定品】 JR 103系 通勤電車 (山手線おもしろ電車) セット (10両セット) ▼ありがとう583系 583系は車内レイアウトを座席⇔寝台に切り替えが出来るマルチな寝台特急電車。581系とともに昼夜兼用で車庫要らず、24時間働ける電車として日本各地を走り一時代を築きました。 そんな583系も徐々に引退が進み、JR東日本に最後まで残った6両編成の引退記念列車が運行されましたが、その際の姿を再現したセットです。 12月発売予定 ■【限定品】 JR 583系電車 (ありがとう583系) セット (6両セット) ▼せとうちの115系 115系は勾配線区向けの近郊電車で首都圏から中国地方にかけての範囲で導入された形式です。 その中で山陽本線を中心とした広島・下関エリアでは当初の湘南色からクリーム色に青帯の通称「瀬戸内色」と呼ばれる地域限定カラーに塗りかえられた編成が活躍しました。 11月発売予定 ■JR 115-2000系 近郊電車 (瀬戸内色) セット (4両セット) ▼HET261 北海道の都市を結ぶ特急列車に用いられているキハ183系の置き換えや北海道新幹線開業に合わせた増発を目的に作られたキハ261系1000番台です。 特に増発用に2015年に製造されたグループは仕様変更があり、外見上では先頭車のロゴが「Tilt261」から「HET261」へ変更されたのが特徴です。 特急「スーパー北斗」などで活躍しています。 9月発売予定 ■JR キハ261-1000系 特急ディーゼルカー (HETロゴ)セット (4両セット) 先ほどのキハ261系1000番台の基本セットに挿入する増結用の中間車です。 9月発売予定 ■JR ディーゼルカー キハ260-1300形 (T) 同じく先ほどのキハ261系1000番台の基本セットに挿入する増結用の中間車です。ただし模型の運転上、勾配などで出力不足が生じた場合に動力車を補うためモーターが付いています。 9月発売予定 ■JR ディーゼルカー キハ260-1300形 (M) ▼普通列車に転用された12系客車 もともと12系客車は団体専用列車や臨時列車などで使う事を目的に急行列車と同等の設備を持つ客車です。 中国地方では山陰本線、伯備線、播但線、芸備線などで普通列車として使うために改造されたグループがあり、1000番台に区分されました。 外見上では、白帯が消され青色の単色塗りとなったことや、乗務員室の扉が増設されているのが特徴です。 9月発売予定 ■国鉄 12-1000系 客車セット (4両セット) ■国鉄客車 オハ12-1000形 ▼モントレー 9月発売予定 ■JR 165系 電車 (モントレー・シールドビーム) (6両セット) ▼青帯のキハ56 9月発売予定 ■JR キハ56系 ディーゼルカー (青帯) セットB (2両セット) ▼大糸線 9月発売予定 ■JR キハ120-300形 ディーゼルカー (大糸線) (2両セット) ▼関西線 9月発売予定 ■JR キハ120-300形 ディーゼルカー (関西線) (2両セット) ▼廃線となってしまう三江線 9月発売予定 ■JR キハ120-300形 ディーゼルカー (三江線) (2両セット) ▼カラーバリエーション豊富な道南いさりび鉄道 9月発売予定 ■道南いさりび鉄道 キハ40-1700形 ディーゼルカー (山吹色・濃緑色) セット (2両セット) ▼北海道の旧型客車四題 9月発売予定 ■国鉄客車 スハフ44形 9月発売予定 ■国鉄客車 スハ45形 9月発売予定 ■国鉄客車 オハフ62形 9月発売予定 ■国鉄客車 オハ62形 ▼静岡エリアでお馴染み 9月発売予定 ■JR 313-2300系 近郊電車 基本セット (基本・2両セット) ■JR 313-2300系 近郊電車 増結セット (増結・2両セット) 9月発売予定 ■JR 313-2350系 近郊電車 セット (2両セット) 9月発売予定 ■JR 313-2600系 近郊電車 セット (3両セット) ▼先頭部モックアップが展示されていました! 12月発売予定 ■16番(HO) JR 223-2000系 近郊電車 基本セットA (基本・4両セット) ■16番(HO) JR 223-2000系 近郊電車 基本セットB (基本・4両セット) ■16番(HO) JR 223-2000系 近郊電車 増結セットA (増結・4両セット) ■16番(HO) JR 223-2000系 近郊電車 増結セットB (増結・2両セット) ▼マリンライナー鋭意設計中! 12月発売予定 ■JR 223-5000系・5000系近郊電車 (マリンライナー) セットA (5両セット) ■JR 223-5000系・5000系近郊電車 (マリンライナー) セットB (5両セット)
撮影・担当:みししっぴ説明文加筆:カピの塚
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