一週間ぶりにやってきましたトメ子です、ごきげんよう。
早速ですが、先週入荷した面白ミニカーでも紹介しましょう。
・
マツダ CT/1200 1950 (幌無し) ・
マツダ CTL/1200 1952 (幌有り) 所謂、三輪トラックです。
安価で悪路に強く、小回りも利くという利便性から、昔はよく使われていました。
映画「となりのトトロ」や「三丁目の夕日」でも登場しますが、ああいった時代の産物です。
まずは自転車ちっくな操縦席。流石にブレーキはフットペダルです(多分)。
座席は一応、二人乗り仕様。
横にとってつけました的な助手席(?)が素敵。
写真の車種は三輪トラックの中でも1950年代生産という比較的新しい部類ですが、初期の三輪自動車は座席がサドル式だったそうです。いずれにせよ乗り心地は……微妙そうですね。
正面。
角ばった顔つきといい、丸ライトといい、昭和が凝縮されたデザインです。
ちなみにこの当時、操縦席周りは剥きだしなことが多く、カウル付きというのは珍しかったとか。
荷台側はこんな感じです。
個人的に三輪、四輪を問わず、トラックの荷台には一度でいいから乗ってみたいと思っております。
尤も、荷物番以外の理由で人が乗ることはできない、と教習所で聞いたような気もしますけれど。
冒頭で取り上げたように、こちらのマツダCTは幌付きと幌無しの二種類があります。
幌無しのほうが運転席がよく見えますけれど、幌付きのほうがよりトラックらしさを感じられる…かもしれません。
さてさて。
このテの三輪車は戦前~1950年代が主な生産時期であり、その後は低価格化に成功した四輪トラックに押されて姿を消してしまいます。
三輪は構造上カーブを曲がりづらく、高速で走るのにも適していません。
更に乗り心地や積載量でも四輪に劣る、というのがその理由でした。
……ですが、魅力だけは四輪に負けておりません!!
価格と性能も重要ですが、乗り物には夢とロマンも大切ですよね。
現在では殆ど生産されておりませんが、いつか最新技術を使って復活してくれるといいなぁ、と願う今日この頃です。
余談ですが、現在でも三輪自動車は一部のアジア諸国で活躍しています。
トゥクトゥクと呼ばれるタイの三輪タクシーは有名ですね。
と、いうわけで。本日はここまで!
来週もホビーサーチを宜しくお願いいたします。
担当:トメ子@アドレナリンの出る映画が見たい