こんにちは、カピの塚です。
第32回鉄道模型ショウ2010レポートも残り少なくなってまいりました。
今回はGREENMAX編です。
●南海 10000系「サザン」 (旧塗装)
南海電気鉄道10000系電車の旧塗装が発表されました。
かつての南海はグリーンを基調としていたので、大変懐かしいですね。
こちらは完成品2両セットとなり、モーター付きセットとモーター無しセットの2パターンでの発売予定です。
●南海 10000系「サザン」 (旧塗装) 試作品画像
こちらがその試作品の写真です。
初日の取材時には撮影できなかったのですが、
後日改めて(個人的に)行った際に仮台車付きの状態で展示されていました。
●南海 10000系 「サザン」 (現行塗装)
こちらは8月下旬発売予定の現行塗装の南海10000系です。
完成品と塗装済みキットの両方で発売予定です。
組み立て前(分解された状態?)での展示もありました。
●阪神 9300系
暫く品切れとなっていた阪神9300系が6両セットにリニューアルされて再登場。
塗装精度の向上、社紋・車番印刷済みといった仕様に変わります。
同社製
1000系(完成品)や
通勤車キット、他社製
8000系などとご一緒にどうぞ。
●近鉄5820系 L/Cカー 大阪線 「シリーズ21」
5820系のうち、5850番代の番号が付けられている大阪線の編成を再現したものです。
近鉄の中でも長距離列車に使われるためトイレが設置されています。
トイレの場所には窓がありませんので、外見上では大きな特徴となっています。
この写真ではちょうど写っていませんが…。
●京阪2400系1次車旧塗装 ひし形パンタ車 (新ロゴマーク入り)
京阪2400系は新塗装が製品化されましたが、今回は旧塗装が登場です。
現在の京阪電気鉄道は、中之島線開業、新ロゴ制定、車両の塗装変更などにより、
大きな変化が起きている真っ最中ではありますが、
その“今”の2400系1次車旧塗装車の姿を再現!となります。
●京浜急行(京急) 1000形
ちょうど鉄道模型ショウ開催直前に発売となった、京急1000形塗装済みキットです。
従来の板キットとはプロトタイプが異なる最終形のグループを再現したものです。
ご覧の通り、キットとはいっても完成品と退色が無い仕上がりです。
個人的な感想になってしまいますが組み立て見本を近くで見ても、
キットだと信じられないくらい完成品に近い水準まで来てます。
●京浜急行(京急) 1000形
ブース内のレイアウトでも走行実演が行なわれていました。
なお、商品のほうは先頭車2両キットを除いてあっという間に売り切れました。
ほぼ瞬殺でした。手に入れられなかった方は、再生産をお待ちください。
また、色違いで
高松琴平電鉄仕様も発売予定ですので楽しみですね。
●京成 3400形 シングルアームパンタグラフ車
成田スカイアクセス開業で盛り上がる京成電鉄ですが、
3400形は現在の姿を再現できるキット構成になり再登場。
シングルアームパンタグラフの搭載、台車色のグレー化、
帯色の修正などがその主な項目です。
3400形は初代スカイライナーの足回りを流用して、
3700形に似たデザインの車体を組み合わせた電車です。
実車は5編成しかない上、都営浅草線・京急線への直通運転により
比較的長距離の運用に入っているため、意外にお目にかかれません。
●東急8500系 田園都市線
ブース内に設置されたレイアウトにて、東急5000系 田園都市線の走行実演が行なわれていました。
完成品と塗装済みキットの2形態での発売となりましたが、
キットであっても完成品に極めて近い水準で組み立てができる仕様です。
●東急8500系 大井町線
好評の東急8500系ですが、大井町線仕様は完成品にて発売予定です。
大井町線を示す正面のグラデーション帯や車体側面の表記類など、
細かいところまで再現されています。
また、今後は
シャボン玉編成の発売予定もあり、大変楽しみですね。
●東武10000系
東武10000系のうち、モデルチェンジ前の純粋な10000系の、
しかも未更新の編成を再現する塗装済みキットです。
従来品として板状未塗装キットがありましたが、こちらは完全新規金型。
現在のGREENMAXの主軸である完成品に極めて近い塗装済みキットとなっています。
正面の印象把握から側面のステンレスのコルゲートまでよく再現されており、
まさにこれぞ東武10000系!
展示見本は、
東武鉄道10000系 未更新車 増結用先頭車2輌セット (M無)を組み立てた作例です。
他に、
6輌編成トータルセット (M付)と、
増結用中間車4輌セット (M無)もあります。
●JR 205系500番代 相模線 トータルセット
私鉄が主流のGREENMAXですがJRの電車もあります。
相模線で使われている205系はいわば特注のグループです。
他線の205系とは異なり半自動ドアの採用や正面デザインの変更などが行なわれました。
GREENMAXでは過去にも
塗装済みキットにて発売していましたが、
確か今回で2度目のリニューアルとなります。
●京王 6000系 旧塗装
京王6000系は従来どおりの塗装済み板キットです。
ストレートに組み立てると、都営新宿線乗り入れ用の“30番台”になります。
それ以外の編成は各自研究の上で部品を組み替えて作成…となります。
長らく京王線の顔だった6000系も世代交代により残り少なくなりました。
往年の京王6000系といえば、この色でしょう!という方も少なくないはず。
現在のリバイバル編成を作るもよしですが、
かつての高尾方面の特急など、華やかなりし時代を再現するのも良いですね。
私鉄フリークな方にはまさに天国のようなGREENMAXブースのレポートはここまでです。
担当:カピの塚@
手動前面方向幕 東武8000系は私も気になります。
●バックナンバー●
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